水産・海洋学の学問、研究分野は現在、水産、海洋学部という枠にとらわれず、農学分野、生物学分野、環境学分野など、様々な隣接分野からのアプローチがなされています。そしてその論文内容も、魚の生殖、遺伝、ウィルス・ゲノムの研究をはじめ、クローンや養殖、水圏生物、海洋生物の生態系・環境影響など多岐にわたってきています。
エヌ・エイ・アイ(NAI)では、このような水産学(海洋学)研究の論文校閲、翻訳において校閲者や翻訳者に求められるものは、単に水産学的なバックグランドだけではないと考えています。そこにプラスして必要な力は、幅広い知識と見識から依頼論文の内容を俯瞰的に捉えることができる力、そしてその論文を生きた科学英語に生まれ変わらせ、ジャーナル受理へと導く力だと考えております。
こういった点を踏まえた上で、その校閲者や翻訳者としては、実際に水産学の研究に携わっていたり、農学分野での視点から水産学に関わったジャーナルの査読経験もあるPh.D.保持者がいます。投稿先の各ジャーナルの査読者が何を求め、受理されるためにはどうすべきかなどにおいて、長年の経験と知識、卓越した能力を持つ校閲者もいます。こうした選りすぐられた方達が選別され、お客様の論文や科学文書の対応をしているのです。
もちろん論文だけではなく、国際学会でのプレゼンテーション、査読者としてのコメント、科学研究費申請のための計画書など、多種多様な文章の英文校閲・翻訳も手掛けております。

対応専門分野

  • 漁業学
  • 水産海洋学
  • 水産増殖学
  • 水産加工学
  • 水産化学
  • 水産経済学
  • 水産資源学
  • 水産工学
  • 水産工学
  • 水産・海洋環境科学
  • 水産・海洋資源科学 
  • 海洋生物学
  • 海洋生産管理学
  • 海洋応用生物化学 など

※エヌ・エイ・アイ(NAI)の校閲者は、その専門性はもちろんのこと、論文を一流の科学英語として仕上げることにおける専門家の集団です。上記の分野に当てはまらない場合でも、過去の経験則から、ほぼ99%以上の論文は校閲対応が可能です。お気軽にお問合せください。

これまでにサポートした原稿の投稿先(一部)

  • Journal of Marine Science and Engineering
  • Marine Biology Research
  • Marine Biotechnology
  • Marine Biology
  • Marine Drugs
  • Fisheries Science
  • Fisheries Research
  • Fish and Shellfish Immunology
  • Aquaculture
  • Aquatic Living Resources
  • Aquaculture Research
  • Zoological Letters
  • Zoological Science

※この他にも、❶お客様からご連絡を頂戴していない投稿先ジャーナル、❷アクセプトのご報告を受けながらも公開できないケース等、多数の投稿先ジャーナルがございます。なおエヌ・エイ・アイ(NAI)の論文校閲サービスを受けた後、上記の投稿先ジャーナルに投稿された論文すべてがアクセプトされたわけではありません。しかしながら、後日再びエヌ・エイ・アイ(NAI)の論文サポートを受けられた際のヒヤリング等の結果、その大多数が何らかの形で論文として掲載されているとの報告を受けております。

水産学を担当する主な校閲者

A.E.

国籍:アメリカ
学歴・資格:BA in Biological Basis of Behavior (Neuroscience)
査読歴・専門分野等:科学全般に渡って校閲経験が豊富。なかでも生物学や医学領域の校閲を得意とし、NAIの校閲者として20年以上の経験を有し、日本人が書く英語の特徴を理解した上で、校閲を行う。

T.S.

国籍:アメリカ
学歴・資格:BA in Biology, PhD in Marine Biology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:海洋生態学および生物学者としての研究を経たのち、資源管理や環境管理においてのコンサルテーションを提供。Environmental Biology of Fishes等の生態学を主体とした雑誌での出版、査読経験あり。

A.N.

国籍:イギリス
学歴・資格
PhD in Evolutionary genetics and biogeography, BS in Zoology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:森林学、環境学、生態学や動物行動学などを主体に長年研究、教鞭をとる。専門誌の立ち上げをはじめ、編集側の経験も豊富。現在はプロのライターとして活躍する中で、校閲業を専門とする。

V.W.

国籍:イギリス
学歴・資格:BSc MSc , PhD in Zoology / Aquaculture
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:Aquaculture, PNAS等での出版経験があり。、生物学・生態学研究に従事する中で培った技術、能力を活かした校閲ができる。

B.A.

国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Soil Science, BSc in Rural Environmental Sciences
論文掲載経験:European Journal of Soil Science等複数あり。
査読歴・専門分野等:専門分野は、気象学・環境学で、なかでも温室効果ガス排出、都市の汚染、土壌の炭素と窒素の循環、土壌・大気の物理的輸送プロセスなどの研究の経験を持ち、国際的な土壌科学ジャーナルに論文を発表している。現在は、環境科学ジャーナルの編集に従事。イギリス英語・アメリカ英語両方の校閲が可能。

G.S.

国籍:インド
学歴・資格:PhD in Genetics / Computational Bio, MFSc in Agricultural Sciences, BFSc Agricultural Sciences
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:PLoS ONEやPNASといった著名専門誌での査読経験を有し、現在も米国での研究費申請の審査等を行っている。Genetics, Molecular Evolution, Bioinformaticsなどをはじめ、水産科学、行動生態学などを専門とする。

E.L.

国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Protein Chemistry, BSc in Chemistry
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:自身の出版経験の他に、Natureをはじめ、著名雑誌の査読者および編集を務めた経験を有す。NAIの校閲者とし長年活躍し、現在最も多くの校閲を手掛ける校閲者の一人。タンパク質科学、微生物学を専門とし、生化学、生物学、化学全般に対応可能。

※この他にも多数の校閲者のサポートを受けております。なおNAIの論文校閲は、必ずしも「分野が適合している」から故、最高のパフォーマンスを出すわけではありません。お客様と校閲者との相性、そして投稿論文の内容と校閲後のアクセプト率等、総合的な要素を勘案してお客様にとっての最適な校閲者の選択をさせていただいております。そしてNAIでは、創業当初よりお客様による校閲者指名を校閲の無料オプション(カジュアル校正では指名はできません)としてご提供させていただいております。

水産学を担当する主な翻訳者

A.Y.

翻訳専門分野:基礎医学、実験動物学、バイオテクノロジー、医薬
経歴:国内の大学にて学位取得(博士(医学))後、米国でpostdoctoral fellowとして自然免疫を中心とした研究に従事。帰国後、国内研究機関に所属し、疾患モデル動物を中心とした免疫学研究に従事した。
学術論文や学会発表抄録等の翻訳に際し、わかりやすく正確な表現を心がけている。

I.G.

翻訳専門分野:農林水産、自然環境、野生生物
経歴:北海道紋別市出身。北海道大学農学部で畜産科学を専攻後、豪州クイーンズランド大学修士課程で野鳥の生態に関する研究を行う。帰国後、環境調査の職を経て、2003年に翻訳の世界に入る。2010年よりオーストラリア在住。

K.L.

翻訳専門分野:医学・薬学・生物学・バイオ・歯科学分野などの学術論文・抄録、技術文書/資料、発表原稿、治験、特許明細書などの日英・英日翻訳
経歴:東京医科歯科大学大学院博士課程修了(専門:細胞学・分子生物学)、ポスドク(研究員)として米国とカナダの大学の生物学系研究室に6年間勤務。その後、フルタイムの翻訳者に転身。フリーランサーとして10年以上の経験を積む。カナダ在住。

M.Y.

翻訳専門分野:生物、バイオ、建築、土木工学等
経歴:海外のアメリカンスクール卒業後、日本の大学で生物学専攻。1990年頃より科学技術系論文などの英訳にたずさわる。

※この他にも多数の翻訳者のサポートを受けております。なお水産学系の翻訳に関しては、経験上、その専門性と幅広い知識に裏付けされた翻訳者が担当しないと適切な結果にならないということは承知しております。それがゆえに、その水産学の翻訳においては、学術的な知識が豊富なNAIの科学翻訳者よりも、むしろ高い英語表現力を持つ翻訳者が行なった方が最適な結果が出るであろうと推察される内容の原稿も散見されています。そうした際は、多数の優秀な翻訳者の登録、協力を得ている当社別部門のNAIway翻訳サービスと連携を組みながら、論文の分野に応じて適切な翻訳者による翻訳作業を行い、その後、論文部門の校閲者によって投稿論文として生まれ変わらせることも可能です。安心してご相談、お任せください。

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