獣医学は、大きく、生理学、解剖学を通じて動物の生態構造・生理構造などを学ぶ「基礎獣医学」、免疫学、病理学を通じて動物の疾病を理解する「病態獣医学」、動物衛生学や食品衛生学から疾病を引き起こす危害要因・制御策を学ぶ「応用獣医学」、動物の外科学、内科学にかかわる「臨床獣医学」に分かれています。
これまでエヌ・エイ・アイ(NAI)をご利用されている方々は、畜産試験場や保健所、製薬会社やペット関連の企業、競馬関係団体、動物園など、多岐にわたっております。
この獣医学論文を担当する校閲者・翻訳者の大多数がPh.D.を持っている研究者、そして国際科学雑誌編集部で活躍するエディターなどです。彼ら、彼女たちは、対外受精やクローン技術、ゲノムサイエンスなど、より複雑かつ日進月歩の変化を遂げているこの分野の中においても、その校閲者、翻訳者としてのふんだんな能力を発揮し、より深く、そして多角的に対応してきています。獣医学の世界では、正にこうした校閲者が、信頼と実績を基にそのサービスを提供させていただいております。
もちろん、論文だけではなく、国際学会でのプレゼンテーション、査読者としてのコメント、科学研究費申請のための計画書など、多種多様な文章の英文校閲・翻訳も手掛けております。

対応専門分野

  • 基礎獣医学(生理学、解剖学等)
  • 病態獣医学(免疫学、病理学等)
  • 応用獣医学(動物衛生学、食品衛生学等)
  • 臨床獣医学(内科学、外科学等)など

※エヌ・エイ・アイ(NAI)の校閲者は、その専門性はもちろんのこと、論文を一流の科学英語として仕上げることにおける専門家の集団です。上記の分野に当てはまらない場合でも、過去の経験則から、ほぼ99%以上の論文は校閲対応が可能です。お気軽にお問合せください。

これまでにサポートした原稿の投稿先(一部)

  • Veterinary Surgery
  • Frontiers in Veterinary Science
  • Journal of Veterinary Internal Medicine 
  • The Veterinary Journal
  • Journal of Equine Veterinary Science
  • Journal of Veterinary Pharmacology and Therapeutics 
  • Veterinary Research Communications
  • Veterinary Microbiology
  • Animals
  • Applied Animal Behaviour Science
  • Animal Science Journal

※この他にも、❶お客様からご連絡を頂戴していない投稿先ジャーナル、❷アクセプトのご報告を受けながらも公開できないケース等、多数の投稿先ジャーナルがございます。なおエヌ・エイ・アイ(NAI)の論文校閲サービスを受けた後、上記の投稿先ジャーナルに投稿された論文すべてがアクセプトされたわけではありません。しかしながら、後日再びエヌ・エイ・アイ(NAI)の論文サポートを受けられた際のヒヤリング等の結果、その大多数が何らかの形で論文として掲載されているとの報告を受けております。

獣医学を担当する主な校閲者

G.S.

国籍:アメリカ/ドイツ/フランス
学歴・資格:PhD in Biochemistry, BA in Biochemistry and Ethnomedicine
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:アメリカ大学で生化学と民族医学の学士を取得後、ドイツの癌センターとフランスの大学で生化学の博士号を取得。生化学、分子生物学、細胞生物学、プロテオミクスなどの基礎的ながん研究の生物医学研究の科学者としての25年間のキャリアの中で、20以上のピアレビューされた科学論文、レビューおよび書籍を発表した。Springer のAmino Acidsの編集者として、数多くの研究論文を査読し、雑誌の特別号を作成にも携わる。英国と米国の両方の英語に堪能で、校閲が可能。

A.N.

国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in pathological sciences, Doctor in Veterinary Medicine
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:大学で獣医学を専攻した後、病理学の博士号を取得。獣医学者および研究者として17年間の経験を持つ。また感染症分野では多数のピアレビュー論文がある。ウイルス病原性、ウイルスの進化、ウイルス誘発癌のメカニズム等を専門とする。現在は、フリーランスの校閲者、IFの高いジャーナルの査読者として活躍。

C.L.

国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Physiology and Endocrinology, BSc in Biological and Molecular Science,
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:遺伝的側面からの脳科学、Gene Mapping等の研究での出版経験を多数有す。趣味が転じ、スキューバの講師などを務める中、これまでの経験を活かしたメディカルライティングのセミナー、専門的アドバイスおよび校閲を展開する。

F.J.

国籍:アメリカ
学歴・資格:PhD in Genetics, BSc in Zoology
論文掲載経験:多数あり。Neuroscienc, Cell Biology, Brain Research, J Neurosci等
査読歴・専門分野等:NeuroscienceやCell Biology系の専門誌において出版および査読経験を有す。発達科学、神経学など基礎分野の研究、教鞭をとる。NAIの校閲者として長年活躍、多数の実績を積む。

G.M.

国籍:オーストラリア
学歴・資格:PhD in Cell Biology, BSc in Microbiology and Biochemistry
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:細胞生物学における生物医学研究科学者として25年のキャリアを持ち、糖尿病、癌研究、血管生物学に特に精通している。イギリス英語・アメリカ英語両方の校閲が可能。

H.T.

国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Virology, BSc in Medical Mcirobiology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:Virology系、Hepatology系の雑誌にて出版および査読経験多数あり。肝機能、病理、ウイルス学においての研究経験および薬学的側面において力強いサポート力を有する。

W.M.

国籍:アメリカ
学歴・資格:PhD Virology and Cell Biology, BS Molecular and Cellular Biology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:自身の投稿経験を活かし、指導、国際コラボ研究を現在も実施中。がん研究に長けている。Peer Review経験が豊富な他、論文指導、複数の著名雑誌の査読者としても活躍中。

P.G.

国籍:イギリス
学歴・資格:MA in Natural Sciences, PhD in Transplantation Immunology, Dr. habil in Transplantation Immunology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:IFの高い雑誌においての投稿経験はもちろん、査読者・編集長としての経験も豊富。基礎系の医学論文の校閲歴が非常に長い。自身の専門とする免疫分野、加齢医学研究はもちろん医学であればほぼ全体的に網羅。

E.L.

国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Protein Chemistry, BSc in Chemistry
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:自身の出版経験の他に、Natureをはじめ、著名雑誌の査読者および編集を務めた経験を有す。NAIの校閲者とし長年活躍し、現在最も多くの校閲を手掛ける校閲者の一人。タンパク質科学、微生物学を専門とし、生化学、生物学、化学全般に対応可能。

M.N.

国籍:イギリス
学歴・資格:BA in Biochemistry, PhD in Biochemistry,
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:JBC、Biochemistry, J. Glycobiology, J Virologyなど、専門誌において出版経験が豊富。査読経験も出版経験同様、生化学分野とくにプロテイン工学においての原稿を得意とする。

R.G.

国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Biochemistry
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:JBCやNATURE等での投稿経験も豊富。酵素や、生体触媒の研究に長年従事し、査読者としての経験だけではなく、科学者としての経験が生きる校閲を常に提供する。生化学、薬理学などを専門とする。

A.N.

国籍:イギリス
学歴・資格:PhD in Evolutionary genetics and biogeography, BS in Zoology
論文掲載経験:多数あり。
査読歴・専門分野等:森林学、環境学、生態学や動物行動学などを主体に長年研究、教鞭をとる。専門誌の立ち上げをはじめ、編集側の経験も豊富。現在はプロのライターとして活躍する中で、校閲業を専門とする。

※この他にも多数の校閲者のサポートを受けております。なおNAIの論文校閲は、必ずしも「分野が適合している」から故、最高のパフォーマンスを出すわけではありません。お客様と校閲者との相性、そして投稿論文の内容と校閲後のアクセプト率等、総合的な要素を勘案してお客様にとっての最適な校閲者の選択をさせていただいております。そしてNAIでは、創業当初よりお客様による校閲者指名を校閲の無料オプション(カジュアル校正では指名はできません)としてご提供させていただいております。

獣医学を担当する主な翻訳者

A.T.

翻訳専門分野:免疫学、微生物学、遺伝学、植物分子生物学

経歴:京都大学理学部博士課程修了後、同学部助手。渡米し、コロンビア大学やスタンフォード大学等でポスドクを経験後、ハーバード大学医学部Research Assistant Professor。現在は米国バイオ製薬企業に勤務の傍ら、翻訳に従事。Nature, Cell, PNAS等に基礎研究論文を発表し、科研費やNIHグラント等の取得経験もある上、医薬品開発等の応用研究に関する知識も豊富。

K.L.

翻訳専門分野:医学・薬学・生物学・バイオ・歯科学分野などの学術論文・抄録、技術文書/資料、発表原稿、治験、特許明細書などの日英・英日翻訳

経歴:東京医科歯科大学大学院博士課程修了(専門:細胞学・分子生物学)、ポスドク(研究員)として米国とカナダの大学の生物学系研究室に6年間勤務。その後、フルタイムの翻訳者に転身。フリーランサーとして10年以上の経験を積む。カナダ在住。

M.C.

翻訳専門分野:医学・薬学・再生医療・臨床研究・医療統計学

経歴:米国ロチェスター大学 (専攻:医療工学、副専攻:化学工学)を卒業。在学中は治療用適合物質研究室にて白血病治療の薬物輸送の研究に携わる。2022年現在シアトルのNPO法人の臨床研究データマネージャー。
主な翻訳経験は、臨床・非臨床の医学論文、治験薬概要書、同意・説明文書、臨床試験・研究報告書、再生医療製品、医療機器カタログなど。ほんやく検定、医学・薬学(日英)1級合格。

M.N.

翻訳専門分野:治験、内科系全般、医学・公衆衛生の公文書、製薬マーケティング資料


経歴:オーストラリア国立大学ANU Medical Schoolで博士号取得。グローバル大手製薬会社の元社員。英語圏の大学で教鞭を執り、現地でメディカルライター(英語)としても勤務。文法に固執しすぎず、原文のメッセージを伝える翻訳を心がける。オーストラリア各地の病院で通訳経験もあり。

匿名希望

翻訳専門分野:医薬・バイオ(論文・治験・製造)
経歴:理学系大学院修士修了後、メーカー勤務(研究・製造技術開発)。 退職後、フリーランス翻訳者(日英・英日)。

※この他にも多数の翻訳者のサポートを受けております。

※この他にも多数の翻訳者のサポートを受けております。また獣医学系の翻訳に関しては、医学に通じるところも多く、NAIの得意ととする分野です。ですからもちろん、安心してお任せいただけます。ただ一方、その獣医学の翻訳においては、学術的な知識が豊富なNAIの科学翻訳者よりも、むしろ高い英語表現力を持つ翻訳者が行なった方が最適な結果が出るであろうと推察される内容の原稿も散見されています。そうした際は、多数の優秀な翻訳者の登録、協力を得ている当社別部門のNAIway翻訳サービスと連携を組みながら、論文の分野に応じて適切な翻訳者による翻訳作業を行い、その後、論文部門の校閲者によって投稿論文として生まれ変わらせることも可能です。安心してご相談、お任せください。

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