AI翻訳時代でも「論文校正」が必要な本当の理由
― 投稿直前で差がつく、“伝わる英語”とは ―
近年、AI翻訳や生成AIの進化により、英語論文作成のハードルは大きく下がりました。
実際、多くの研究者が ChatGPT や DeepL を活用し、英語原稿の下書きを作成する時代になっています。
しかし、その一方で、こんなご相談も急増しています。
- 「AIで作ったら、英語は合っているのに査読で落ちた」
- 「ネイティブっぽいけど、論理が伝わらないと言われた」
- 「Reviewerから “unclear” が大量についた」
- 「SimilarityやAIっぽさが気になる」
実は、論文で本当に重要なのは、単なる英文の正しさではありません。
“研究の価値が伝わる英語”になっているか
ここに、論文校正の本質があります。
例えば、AIは文法的に正しい文章を作ることは得意です。
しかし、
- 論理展開
- 学術分野特有の表現
- 投稿ジャーナルの慣習
- 査読者が読みやすい構成
- 過剰にAI的な言い回しの調整
までは、まだ十分とは言えません。
特に医学・自然科学分野では、
「英語が正しい」
=
「論文として通用する」
ではないのです。
校正者は“英語を直す人”ではない
本来の論文校正とは、
- 論理の流れを整える
- 主張の強弱を調整する
- 曖昧表現を減らす
- 査読者視点で読みやすくする
- 投稿規程との整合性を見る
という、“投稿品質を高める作業”です。
つまり、単なる翻訳チェックではなく、
「研究成果を適切に伝えるための最終調整」なのです。
AI時代だからこそ、“人の校正”の価値が上がる
AIは今後さらに進化します。
これは間違いありません。
しかし逆に、
- AI生成文が増える
- 似た表現が増える
- “それっぽい論文”が大量に増える
時代になるからこそ、
「本当に伝わる論文」
の価値は、むしろ高まっています。
研究内容そのものは素晴らしいのに、
英語表現や論理構成で損をしてしまう。
それは非常にもったいないことです。
私たちは、単なる英文修正ではなく、
研究者の想いと成果が、世界に正しく伝わる論文作りを支援しています。
