英語の学会ポスター発表で伝わるデザインとは?2017年2月 エディターC.F.のコラムから学ぶポイント
学会でのポスター発表は、自分の研究を多くの研究者へ直接伝えられる貴重な機会です。
一方で、「英語で説明することに不安がある」「ポスターに何を書けばよいか分からない」「人が集まるポスターとそうでないポスターの違いは何だろう」と悩む方も少なくありません。
今回は、2017年2月にNAIのネイティブエディター C.F. が執筆したコラム「Making your poster stand out: the role of design」をご紹介します。
2017年2月 エディターC.F.より
It is daunting to present your work, especially when using a second language. To help, here are some tips for a poster presentation.
Blocks of text on posters can be quite difficult to read, particularly when a small font size is used. Try using graphs, charts, diagrams, tables, photographs, and bullet points instead of text. A saying in English is “A picture is worth a thousand words”. This is especially true for posters that will be presented in crowded spaces where people may struggle to get close.
When the use of text is unavoidable, ensure it is large enough to read easily. To assess the sizing of text, it is useful to set up the page layout in PowerPoint to the exact dimensions of the printed poster. Then, with the zoom setting at 100%, the text will appear at the same size on the computer screen as in print.
Conversations at poster sessions can lead to interesting collaborations. When someone reads your poster, try saying “Hello, can I help you with any questions?” or when looking at another poster, try saying “This is very interesting work - how will you develop it in the future?”.
I hope these tips will help you to present your work effectively at poster sessions.
「読むポスター」ではなく、「目に留まるポスター」を目指す
C.F.氏が最初に伝えているのは、「文字ばかりのポスターは読みにくい」ということです。
研究内容を正確に伝えようとすると、つい文章が増えてしまいがちです。しかし、学会会場では限られた時間の中で多くのポスターが並び、来場者は短時間で興味を持つかどうかを判断しています。
だからこそ、
- グラフ
- 図表
- 写真
- フローチャート
- 箇条書き
を効果的に使い、視覚的に伝えることが重要になります。
英語のことわざにあるように、**「A picture is worth a thousand words(百聞は一見にしかず)」**という考え方は、ポスター発表にも当てはまります。
フォントサイズは意外と見落としがち
ポスターを作成していると、パソコン画面では読みやすく見えても、実際に印刷すると文字が小さすぎることがあります。
コラムでは、PowerPointのページサイズを実際のポスターサイズに設定し、表示倍率を100%にすることで、印刷時の文字サイズを事前に確認する方法が紹介されています。
少しの工夫ですが、読みやすさは大きく変わります。
ポスター発表は「コミュニケーション」の場
ポスター発表の魅力は、研究内容を説明するだけではありません。
その場で質問を受けたり、意見交換をしたりすることで、新しい共同研究やネットワークにつながることもあります。
コラムでは、英語での声掛けとして、
- "Hello, can I help you with any questions?"
- "This is very interesting work. How will you develop it in the future?"
といった自然なフレーズも紹介されています。
英語に自信がなくても、最初の一言を準備しておくだけで、会話のきっかけを作ることができます。
AI時代でも「伝える力」は人が磨くもの
生成AIを活用すれば、ポスターの英文作成や翻訳は以前より簡単になりました。しかし、海外学会で評価されるのは、英文の正確さだけではありません。
・情報が整理されているか
・視覚的に理解しやすいか
・説明が分かりやすいか
・質疑応答で研究内容を適切に伝えられるか
ポスター発表は、資料とプレゼンテーションの両方が揃って初めて研究成果を効果的に伝えることができます。
「見てもらえる」から「伝わる」ポスターへ
今回ご紹介した2017年のコラムは、ポスター発表で大切なのは、情報量ではなく「伝え方」であることを教えてくれます。
文字を減らし、図や写真を活用し、読みやすいレイアウトを心掛ける。そして、来場者とのコミュニケーションを楽しむことが、印象に残るポスター発表につながります。
海外学会では、ポスターそのものだけでなく、その後の英語での説明や質疑応答も研究成果を評価してもらうための大切な機会です。事前に十分な準備をしておくことで、自信を持って研究内容を伝えることができます。
海外学会での発表準備をNAIがサポートします
NAIでは、海外学会での発表に不安を感じる研究者の皆さま向けに、「英語プレゼンテーションお悩み解決サービス」をご提供しています。
ポスターやスライドの英文チェックはもちろん、
- 英語プレゼンテーション資料のブラッシュアップ
- 発表原稿の添削
- ネイティブが伝わりやすい表現へ改善
- 想定Q&Aの作成・添削
- 英語での発表練習のサポート
まで、海外学会で自信を持って発表できるよう総合的にサポートします。
「英語で質問に答えられるか不安」「ポスターの英語が自然か確認したい」「海外学会でより良い発表をしたい」という方は、ぜひNAIの英語プレゼンテーションお悩み解決サービスをご利用ください。
研究成果を「伝える力」を磨き、世界へ届けるお手伝いをNAIがいたします。
