最初の投稿先でアクセプト──とは限らないのが、論文投稿の現実

論文投稿では、必ずしも最初に投稿したジャーナルでアクセプトされるとは限りません。むしろ、一度や二度の投稿先変更を経て掲載に至るケースのほうが、研究者の皆さまにとってはむしろ「よくある話」ではないでしょうか。

たとえば、こんなご経験はありませんか?

  • 「査読では高評価だったものの、掲載枠の関係で姉妹誌への投稿を勧められた」
  • 「査読コメントを踏まえて改訂し、思い切って別のジャーナルへ投稿することにした」
  • 「投稿先の編集方針が変わってしまい、より適したジャーナルへ切り替えたい」

いずれも、研究者にとっては決して珍しくないシチュエーションです。せっかく時間をかけて磨き上げた原稿だからこそ、次の投稿先でも「最初から書き下ろした論文」と同じくらい完成度の高い状態で送り出したい、そんなお気持ちに応えるために、NAIでは「リバイス投稿先変更プラン」をご用意しています。

「リバイス投稿先変更プラン」とは?─過去の文脈を理解した校閲者が再び担当

このプランは、過去に当社で校閲させていただいた原稿の投稿先を変更し、その新しい投稿先でリバイス(改訂依頼)となった場合にご利用いただけるサービスです。

最大の特徴は、初稿を担当した校閲者が、再び同じ原稿を担当するという点にあります。過去の査読でどのような指摘を受けたのか、どの表現に著者がこだわっていらっしゃったのか─そうした文脈をすでに把握している校閲者が、新たな投稿先に合わせて原稿全体を改めて校閲します。

単に「修正された箇所だけを確認する」のではありません。新規論文と同じ視点で全体を見直すため、改訂によって生じた他章との矛盾、用語の不統一、論旨の流れの乱れといった、見落としがちな不整合もしっかりチェックできます。著者ご自身でも気づきにくい「改訂のしわ寄せ」を、第三者の目で拾い上げるイメージです。

こんなケースでご利用いただいています

実際のご依頼では、たとえば次のようなケースが少なくありません。

  • 姉妹誌へのトランスファーを提案されたケース:「最近投稿したら、姉妹誌へのトランスファーを編集部から提案された」というご相談です。内容そのものは評価されているからこそ提案される転送ですが、姉妹誌とはいえ読者層や求められる文体が微妙に違うことも多いものです。
  • フォーマット調整が必要になったケース:「内容は問題なかったが、投稿先変更に伴ってフォーマット調整を求められた」というケース。一見小さな作業に思えますが、いざ取りかかると意外と手間がかかるのがフォーマット変更の難しいところです。

特にジャーナルを変更する際は、投稿規定や表現の好み、許容される言い回しが大きく異なるため、思った以上に細かな修正が必要になることがあります。たとえば、あるジャーナルでは推奨される受動態の使い方が、別のジャーナルでは「冗長」とされることもありますし、略語の扱いや図表のキャプションスタイルなども微妙に違います。

査読コメントへの対応だけでなく、「新しい投稿先のトーンに合った英文になっているか」を改めて確認することで、よりアクセプトに近い形に仕上げるお手伝いをいたします。

ご予算に合わせた柔軟な対応も可能です

費用面でも、できるだけ研究者の皆さまのご事情に寄り添いたいと考えています。

たとえばReferenceの修正については、EndNoteなどの文献管理ソフトやRISファイルを使えば、比較的容易にスタイル変換ができる場合があります。そうした「ご自身で対応可能な箇所」を校閲対象から除くことで、本当に必要な部分に絞って費用を抑えることも可能です。「ここは自分でやるので、本文だけお願いしたい」といったご相談も大歓迎です。状況に応じて柔軟にご提案いたしますので、ぜひお気軽にお声がけください。

注意点:Article Type自体が変わる場合

一方で、少し事情が変わるのが、Original ArticleをLetterへ変更する、あるいはCase Reportとして再構成するといったケースです。

このような場合は、単なるフォーマット変更にとどまりません。文字数制限、求められるセクション構成、強調すべきポイント、Discussionの深さなど、論文全体の構成や記載内容そのものを大きく見直す必要が生じるため、通常の投稿先変更よりも作業範囲が広くなることがあります。

「うちのケースはどちらに該当するのだろう?」「どのプランが最適か判断がつかない」という場合は、原稿を拝見したうえで最適なプランをご案内いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

プランの詳細─選べる校閲レベルと、安心の再校閲つき

校閲レベルは、ご要望に応じて以下の2つからお選びいただけます。

  • プレミアム校閲
  • プレミアムEX校閲

いずれの場合も、新規校閲と同様に再校閲が基本料金に含まれているため、修正後の確認まで一貫してお任せいただけます。「直したつもりが、新しい指摘につながってしまった」という事態を防ぐためにも、再校閲はぜひ積極的にご活用ください。

また、論文原稿だけでなく、カバーレターの校閲にも対応しています。投稿先が変われば、カバーレターで強調すべきポイントも変わりますので、こちらもあわせてご相談いただくケースが増えています。

料金─通常校閲の50%OFFでご提供

料金は、校閲対象となるリバイス原稿のワード数に基づき、通常校閲税抜き単価の50%OFF

投稿先変更後のリバイス対応を、できる限り利用しやすい価格でご提供することで、研究者の皆さまの「次のチャレンジ」を後押しできればと考えています。

さいごに

査読を通じて何度も磨き上げてきた原稿は、いわば研究者ご自身の分身のような存在です。せっかく時間と労力をかけて育ててきた研究成果ですから、新たな投稿先でも最大限の評価を得られる形で送り出していただきたい─私たちはそう願っています。

ジャーナル変更後のリバイス対応にお悩みの際は、ぜひNAIの「リバイス投稿先変更プラン」をご活用ください。皆さまの論文が、ふさわしい場所で正当に評価されるよう、初稿を担当した校閲者がしっかりと伴走いたします。

リバイス投稿先変更プランを含むリバイス(再投稿論文)原稿サポートのページへ
https://www.nai.co.jp/revise/
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